不動産売却をしようとする際、不動産業者との契約を行うことになりますが、その方法にはいくつか種類があります。方法によっては、制限が課されるケースが出てくるので、どのような方法を選択するかが重要です。

不動産売却の契約方法の１つに、専属専任媒介（専任媒介）というものがあります。これは、依頼する側が取り引きの仲介を依頼した業者が見つけてきた相手方としか契約することができないというものです。したがって、不動産業者に仲介を依頼した場合は、自分で契約相手を探してくることが許されなくなります。また、専属専任媒介（専任媒介）では必ず仲介料を支払うことになるデメリットもあります。

専属専任媒介（専任媒介）の契約期間は３ヶ月間とされています。依頼する側に厳しい制約が課される反面、不動産業者の側に課される制限も厳しくなっています。契約を締結した日から５日以内に、指定の流通機構に物件を登録する必要があります。また、１週間に１回以上の頻度で、文書もしくは電子メールによって活動を報告しなければなりません。

依頼者側、業者側に厳しい制限が課されている結果、複数ある不動産売却の契約方法の中で、最もスピーディーな成約を期待することができます。