マンション経営（投資）とは、マンションを購入して住むのとは異なり、そのマンションを賃貸することにより、長期的に家賃収入を得ていくことです。運用形態としては「区分」と「一棟」がありますが、前者の「区分」所有とは、マンションの一室を購入し、賃貸に出す、初心者が手を出しやすい運用形態になります。区分収入のメリットは、なんと言っても、ローンを利用しても、家賃収入でほとんど返済できてしまう点です。

頭金も少額なので、簡単に始められることから若い人でも既に不動産による資産運営を行っている人はいます。また、節税対策などのメリットも享受できるため、効率的、長期的な資産運用が可能となります。

最近はマンションを購入して、それを他人に貸し出すことで収益をあげていく不動産投資の人気が高まっているのは事実ですが、だからと言って100%必ず儲かるわけではないと覚えておいてください。もし必ず賃貸マンション経営が儲かるのであれば不動産屋はすべて自分たちで購入して運営るるわけですからね！とはいえ賃貸マンション経営は経営が安定すると長期に安定した利益が得られる事も事実です。そのためにはできるだけ良い物件を選んでおくこが大切です。

物件は新築、中古がありますが、いざ選ぶとなると悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。まず、中古物件の場合は新築よりも安いですし、良い立地のマンションも手頃な価格で購入できる可能性があります。実際に物件を見てから購入できるのはメリットです。でも、その代わり、設備は最新というわけにはいきませんし、新築と比べて耐用年数も少なくなる、修繕に費用がかかる場合もあります。

新築物件の場合は中古より購入費要は高くなる傾向がありますが、そのかわり、耐用年数も長いですし、設備も最新のものが整っています。それゆえに空室のリスクも押さえていくことができますし、修繕費用も中古物件のように多くかかる心配はありません。そして修繕にかかる費用についても計画的に積み立てていくこともできます。

中古物件、新築物件どちらにもメリットもあれば気になる部分もありますので、じっくり比較してできるだけ順調に収益を得られる良い物件を選んでいきたいものです。